『北長門海岸国定公園「青海島」のジオツーリズム ジオサイト１２の提案』
（作･今岡照喜･本学名誉教授）

ご高著は『北長門海岸国定公園「青海島」のジオツーリズム：ジオサイト12の提案』というもので、A4オールカラー、175頁で陸上から撮影したものや空撮写真がたくさん掲載されています。
巻頭には江原長門市長や伊藤教育長の「発刊にあたって」と題する序言が掲載されています。
ご高著は、先生の30年以上にわたるライフワークをもとに令和元年から５年にかけて『長門時事』の連載記事を再編集して、関連するトピックスをコラムとして加筆するとともに、付録として青海島周辺海域の珍しい海洋生物の話題をまとめたものだそうです。
全20話からなり、コラムも充実しています。地質関係者はもちろんのこと、それ以外の多くの方に一読を勧めたい内容となっています。
今岡先生によれば、青海島は最も素晴らしい地質遺産に富んだ魅力的なところなので、青海島観光汽船に乗って観光を楽しむ時のガイドブックとして、また広く学生の巡検などに活用して欲しいとのことです。
読書の秋の１冊として、是非、一度手にとって見てください。なお、価格は2300円＋税で、山口大学生協FAVO booksで販売しています。