山口大学理学部サイト   理学部  

地球科学に関わる土木工事現場見学会(2023年度第2回)を開催!

道路建設や鉄道建設、ダムの建設さらにはこれらの維持管理といった社会基盤の整備には、土木工学のみならず地球科学的な知見が必要です。そのため、社会基盤整備の現場で、地球科学分野を卒業された多くの技術者が、発注者(行政)、受注者(建設会社、調査・設計会社)それぞれの立場で活躍されています。昨年度に引き続き、山口県土木建築部様及び国土交通省山陰西部国道事務所様のご厚意により、地球科学を学ぶ学生の皆さんが、このような社会基盤整備の施工現場を見学する機会を、設けていただくこととなりました。
11月9日に今年度第2回目の現場見学会を、山口県土木建築部様の事業である徳山本郷線市ケ原トンネル工事現場で開催しました。出席者は3年生2名、大学院博士前期課程1年生1名と引率の教員1名でした。参加した学生は現場の建設会社の技術者の熱のこもった説明を聞き、それに対して積極的にたくさんの質問をしていました。また、県職員の技術者から公共工事における地質の知識の重要性について説明があり、現場の見学を通して地球科学の知識の社会への応用の重要性を実感していました。

掘削現場で建設会社の技術者及び県職員の説明を熱心に聞く参加学生

Copyright © 山口大学理学部サイト. All Rights Reserved.
TOP