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流れの計測と機能予測

第5回理学部講演会

 2025年124()に山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」(※1)が主催する第11回研究推進体勉強会を開催しました。(2024年度第5回理学部講演会、ならびに日本分析化学会中国四国支部・山口地区講演会を兼ねる)
 今回の研究推進体勉強会は、対面(オンサイト)とオンラインによるハイブリッド勉強会として実施しました。以下の内容を話題提供頂きました。

  • 講師:藤岡沙都子 先生(慶應義塾大学 理工学部・准教授)
  • 演題:「連続生産プロセスのための小型リアクター内流動解析」
                 講演概要はコチラ

 60名を超える参加者が本講演を聴講しました。(オンサイト:53名、オンライン13名【九州(福岡)・中国(山口)・関西(京都)・関東(東京・千葉・茨城)・東北(青森)】様々な分野からの学生・研究者・技術者の参加がありました。
 藤岡先生の講演では、化学工学分野における「泡・液滴を利用したものづくり」について、これまでの研究の一例を明快に解説していただきました。特に、「スラグ流(管内を互いに溶け合わない液体と気体、あるいは油と水が交互に並んで流れる状態)を利用した化学反応・分離(抽出)解析」や、「機械学習を用いたスラグ流の流動状態予測と、粒子画像流速測定法による可視化」に関する最新の研究成果をご紹介いただきました。
 講演後は、学部生から多くの質問が寄せられ、大変盛況となりました。

(※1)山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」

 
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