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大河内砂恵さんが日本地球惑星科学連合2025年大会 学生優秀発表賞を受賞しました

本学大学院創成科学研究科地球科学分野の大河内砂恵さん(博士前期課程1年生)は、2025年5月25-30日に幕張メッセ(千葉県)で開催された日本地球惑星科学連合2025年大会において、「山口県中南部徳山湾周辺に分布する火山深成複合岩体のマグマ過程」(〇大河内砂恵・大和田正明)という演題でポスター発表を行い、学生優秀発表賞を受賞しました。

山口県徳山湾周辺を調査した大河内さんは、地形・地質の特徴を明らかにし、徳山湾全体が大きな火山の火口(カルデラ)ではないかとの仮説を発表しました。この研究は本学地球圏システム科学科の卒業研究を発展させたものです。今回の発表はまだ仮説の域を出ていませんが、斬新で説得力のあり、何よりも地道な野外調査から得られた成果が高く評価され、今回の受賞となりました。引き続き、地質学の基本である野外調査に基づいてこの仮説を発展させ、万人の認める学説へと昇華させることが期待されます。

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