東京大学物性研究所の浜根大輔博士,山口大学大学院創成科学研究科の永嶌真理子教授,兵庫県立大学の森祐紀助教らの研究グループは,愛知県田口鉱山から新鉱物を発見しました。本鉱物は国際鉱物学連合の新鉱物・命名・分類委員会により新種として承認され,「堀石 (Horiite)」と命名されました。
「堀石」は,日本の鉱物学の普及に多大な貢献をされた堀 秀道博士(1934-2019)にちなんだものです。堀博士は各種メディアに通じて「石の鑑定士」として広く親しまれ,その著書「楽しい鉱物図鑑①,②」は,今なお全国の鉱物愛好家にとって欠かせないバイブルとなっています。
なお,本研究の詳細は,日本鉱物科学会が発行する学術雑誌「Journal of Mineralogical and Petrological Sciences」に掲載されています。興味を持たれた方は,ぜひ論文をご覧ください。

光を反射する黄褐色の結晶が堀石。(写真横幅 1.3 cm,浜根大輔博士撮影)
謝辞 山口大学「先端研究基盤共用推進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)」の支援を受けた全学共用機器を用いて実施されました(課題番号 JPMXS0440400024,JPMXS0440400025)。