大学院創成科学研究科(理学系)の鈴木敦子助教が、2023年度の日本分析化学会奨励賞を受賞しました。
大学院創成科学研究科の 綱島亮准教授と。
この賞は、受賞選考の時期までになされた分析化学に関する研究が独創的であり、将来を期待させる研究者に授与されるものです。受賞対象となった研究業績は「金属錯体の特性を利用した分離・分析機能の開発」です。鈴木助教は、白金錯体の造影剤としての機能や、結晶化に基づくランタノイド分離法など、金属錯体の特性を利用した独創的な研究成果を挙げました。白金錯体の研究成果に関しては医療への展開、ランタノイド分離の研究成果に関しては未利用資源から希少な金属資源を分離回収する技術への展開が期待されます。