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第七管区海上保安本部との海洋実習

川村喜一郎・岩谷北斗

2023年9月6日(水)に海上保安庁の第七管区海上保安本部による海洋実習が行われました。これは、海上保安庁の全面協力による測量船「はやしお」を用いた海洋実習です。乗船体験だけでなく、海上保安庁の業務の重要な部分である音響測深による海底地形データの取得や底質の判定などを実習形式で学べます。今回で4回目となり、今回は大学院生3名と学部生12名、教員2名の合計17名で実施されました。本来は9月4日(月)に実施される予定でしたが、台風などの進路の影響で、予備日の9月6日に変更になりました。この海洋実習は大学院講義の「海底地質リスク特論」の一環でした。事前学習として、この実習を支援してくださっている海洋関連の企業の連合体である海底地質リスク評価研究会の方々によるオンライン講義もありました。学生は座学と実習とで海洋での実際の作業を体験でき、安全についても学習できたと思います。来年度は理学部の選択授業としても、実施する予定ですので、興味のある人はふるって参加してください。

第七管区海上保安本部での座学の風景

第七管区海上保安本部の所有している海洋調査機材の説明

測量船「はやしお」による海洋実習の風景、船酔いはなかったようで、なによりです。

門司港での集合写真
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