2024年8月25日から31日に釜山(韓国)で開催されている37th International Geological Congressにおいて、本学学生の池田 尚史(大学院創成科学研究科)と堤 桃子(理学部地球圏システム科学科)が受賞しました。この学会は、1878年に第一回がパリで開催され、現在まで4年に一回、各国で開催されている、最も古い国際学会の一つです。1992年には京都でも開催されています。この学会は、ユネスコが関連するInternational Union of Geological Sciences(IUGS)によって主催されています。先の2名は、この学会において8月27日の学術セッションT31-S5で研究発表を行い、IUGS-TGSG Student Presentation Awardを受賞しました。この賞は、IUGSの下に設立されたTask Group on Submarine Geohazards(TGSG)によって選定されました。このTask Groupはアフリカ、中東、アジア、オセアニア、南北アメリカ、ヨーロッパの多くの研究者によって組織されています。この受賞に併せて、彼ら2名は、IUGS Young Reporterの日本代表にも選ばれました。今後、彼らから日本の情報が世界に向けて、発信されることが期待されます。(川村喜一郎記)