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飯澤彩羽さんが鹿児島県南大隅町にて講演を行いました

 20241030日(水)に、鹿児島県南大隅町にて同町教育委員会主催にて「南大隅町はかつて火砕流で焼き尽くされたのか?」と題する講演会が開催され、大学院創成科学研究科修士1年の飯澤彩羽さんが講演を行いました。講演会には南大隅町長、副町長、教育委員会教育長、議長などが列席され、夜遅い時間帯にもかかわらず、50名ほどの参加がありました。
 九州の南方の海底には鬼界カルデラがあり、7300年前に破局的噴火を起こしました。その時発生した大規模火砕流は海を超えて鹿児島県南部に到達しました。飯澤さんは古地磁気学的手法を用いて、その火砕流が堆積した時の温度を研究しており、その成果を一般の方々に向けてわかりやすく紹介しました。講演会は大盛況で、発表に対して多くの質問があり、参加者の皆様から高い関心を寄せて頂きました。

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