Q&A
地球圏システム科学科Q&A
そもそも… Q1. 地球科学は何の役にたつのですか? 受験では… Q4. 地震や化石に興味がありますが,文系です。受験できますか? 大学では… Q5. どのような研究ができますか? Q6. どのような資格がとれますか? 将来は… A.わたしたちの生存に役立っています! 石油や天然ガスやウランといったエネルギー資源,鉄やセメントやレアアース金属等の材料となる多くの地下資源なしに私たちの生活は成り立ちません。 また,地球環境問題に対処し,地震・火山や豪雨災害等の被害を減らす(防災・減災)ためにも重要です。そもそも私たちが暮らす大地と海と生命の歴史,そし てそのシステムを理解することなく地球を活用することはできません。私たちがこの惑星で生きていくかぎり,地球科学は必要不可欠の学問なのです。 A. 初歩から最先端まできっちり学べます! 教室で行う講義だけではなく,野外での実習を多く行います。直接目で見て,手で触って地球や自然を体感することができます。とくに山口県は「地質・ 岩石の博物館」と言われるほどに素敵なフィールドが皆さんを待っています。また,実験や実習では,地球科学の知識だけではなくグループワークなどを通じて コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身に着けることができます。 詳しくは「カリキュラム」をご覧ください。 A. 心配ありません! 大学1年次に基礎的な地球科学を学ぶ授業がありますので,そこでしっかりと勉強することができます。地球科学という分野は,地球物理学,地球化学, 古生物学など,様々な分野があるので,物理・化学・生物の知識を大いに活かすことができます。高校で他の理科科目を修得しておけば,地学への理解も自ずと 進むでしょう。 Q. 地震や化石に興味がありますが,文系です。受験できますか? A. 文系の人も受験できます! 理学部といえば理科や数学の得意な人というイメージがありますが,得意な理科の科目を1科目受験すれば,残りは国語や英語や地歴・公民などで受験で きます。科学に関する旺盛な好奇心や論理的思考,基本的な日本語能力,コミュニケーション能力を重視しているからです。高校時代に文系に属していた人も, 入学後は良い成績を修めています。また,一般入試(前期・後期)のほかに,AO入試や推薦入試など多様な入試を行っています。 詳しくは「学生募集要項」をご覧ください。 A. 地に足の着いた最先端の地球科学の研究ができます! 地球圏システム科学科は,鉱物や資源のなぞを探る「鉱物資源科学分野」,地球環境と生物進化のなぞを追う「地球進化学分野」,岩石や火山のでき方, 大陸移動の歴史のなぞを探る「岩石学分野」,地殻変動や地質災害を予測する「応用地球科学分野」という4つの分野に大きく分けられます。4年次には卒業研 究としてこれらのテーマに取り組みます。地球や惑星をつくるすべてのものが研究対象です。 詳しくは「研究紹介」をご覧ください。 A. 技術士補・測量士補・理科教員免許(中学・高校)・学芸員が取得できます! 専門分野に就職する際に非常に有利な「技術士補」や「測量士補」,中・高等学校の教員になるために必要な「中学教諭一種免許状(理科)」と「高等学 校教諭一種免許状(理科)」,博物館専門職員に必要な「学芸員」など数多くの国家資格を取得することができます。とくに「技術士補」は就職後にも有利で,卒業生からも好評です。国内の地球科学系の学科でも取得で きるところは数少ないです。 A. 研究者,地質調査,資源開発,学芸員,教員,行政,メディア,そのほかさまざま! 民間企業では,トンネルやダムなどの大型建造物の基礎調査や災害対策に係る地質コンサルタント業,セメントや石油などの資源開発,それに環境調査に 関連する企業などに多く就職しており,数多くの求人があります。また行政(県庁・市役所など)や博物館や理科の教員,それに大学や研究機関の研究員として 活躍している卒業生も多くいます。 詳しくは「進路」をご覧ください。 |