南出 真 (MINAMIDE Tokuhon Makoto )
研究テーマ
解析的整数論
研究内容
インドを訪れたとき、道路で牛がうろうろしていました。中には、堂々と寝そべっている牛もいました。人や車は牛に道を譲っていました。正にスッタニパータ(中村元訳, 岩波文庫)にある、「牛はわれらの最上の友である」の通りで驚きました。インドの美女に「あなたは日本で牛肉を食べているのですか」と問われたことがあります。「滅相もない、何て恐ろしい」と即答しました。インドの小さな子供に「牛肉って、美味しいの?」と言われたこともあります。「食べたことないのでわかりません」と答えようとしたら、横にいた彼のお父さんが「大乗仏教の日本から、彼は来たんだ。食べるはずないだろう」と言われました。以来、私は肉食を止めました。バラ、ロース、サーロインなどなど牛は分解され、人に食べられます。牛を分解したら、かわいそうですが、恐らく、整数は大丈夫です。整数を素因数分解して、その因数に関する整数の性質を調べています。
指導学生の修士論文・卒業論文題目
- ジョルダン関数に関する諸問題(2017年度・修士論文)
- 自然数の平方数の和による表現の個数(2016年度・修士論文)
- 篩について(2017年度・卒業論文)
- A study on Ramanujan’s identities and applications to eliptic functions(2016年度・卒業論文)
教員情報
minamide@(@以下はyamaguchi-u.ac.jp) |