国立大学法人 山口大学

本学への寄付

文部科学省「地域活性化人材育成事業(SPARC)」に採択されました

 山口大学、山口県立大学及び山口学芸大学の3大学連携による「ひとや地域(まち・文化・教育)のwell-beingに貢献する文系DX人材の育成事業」が、令和4年8月30日、「文部科学省「地域活性化人材育成事業(SPARC)(※注1)」に採択されました。
 地域(地方)には、少子高齢化や過疎化、人と人とのつながり(コミュニティ)の希薄化などの課題があり、これらをAIやIoTなどのデジタル技術による直接的なデジタルトランスフォーメーション(DX)で解決しようとする取り組みは多くみられますが、本来はこれらの技術を適用する前に、地域課題を適切に見定める必要があり、「ひと」と「まち」の観点をもつウェルビーイング(※注2)は、このために有効な考え方です。
 本事業では、ウェルビーイングの考え方に立ち、デジタル技術者と協力してDXを実践し、ひとや地域(まち・文化・教育)の課題解決のために貢献できる人材を「文系DX人材」と呼び、3大学が大学等連携推進法人を設立し、連携・協力して文系DX人材を育成します。
 本事業で提供する教育プログラムは、3大学が連携協力して実施する「SPARC教育プログラム」と、各大学の特色を活かして実施する「分野専門教育プログラム」で構成されています。各大学はそれぞれ養成する人材像を設定し、取組を推進していきます。

 今回の採択を受け、9月2日(金)に山口大学、山口県立大学及び山口学芸大学の3大学による合同記者会見を行いました。会見では本学の谷澤幸生学長から事業概要を説明し、田中マキ子山口県立大学学長及び三池秀敏山口学芸大学学長から各大学の取組みについて説明しました。

 

注1)SPARC
Supereminent Program for Activating Regional Collaboration

注2)ウェルビーイング
教育未来創造会議では、未来を支える人材育成において在りたい社会像を実現するための重要な視点として、一人一人の多様な幸せと社会全体の豊かさ(ウェルビーイング(well-being))を挙げています。幸せには、経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさや健康も含まれ、文化と教育はその基盤となります。

<文部科学省WEBページ:「地域活性化人材育成事業~SPARC~」選定結果について>
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sparc/r4-3_00001.htm

<日本学術振興会WEBページ:地域活性化人材育成事業~SPARC~ 審査結果>
https://www.jsps.go.jp/j-sparc/sinsakekka.html

 

特設WEBサイト【令和5年3月末公開予定】

地域活性化人材育成事業~SPARC~ 「ひとや地域(まち・文化・教育)のwell-beingに貢献する文系DX人材の育成」
(山口大学・山口県立大学・山口学芸大学)

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