国立大学法人 山口大学

本学への寄付

CRISPR/Cas3ゲノム編集技術を用いたPRIME他家CAR-T細胞療法の開発提携

 

 山口大学大学院医学系研究科の玉田教授は難治性固形がんへの有効性を示すPRIME技術の発明者の一人であり、この世界最先端のオリジナリティの高い研究成果を医薬品として世に送り出すために、山口大学発バイオベンチャーのノイルイミューン・バイオテック株式会社を立ち上げ、研究開発を行ってきました。
 この度、このノイルイミューン・バイオテック株式会社と、これも世界最先端技術のゲノム編集技術CRISPR/Cas3を擁する大阪大学発ベンチャーC4U株式会社が、他家細胞由来のPRIME CAR-T細胞療法技術の共同研究及び事業化を目的として事業提携を行いました。
 山口大学は文部科学省補助金事業である「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」を山口県との共同で取り組んでおり、今回の事業提携は、このプログラムの進展に大きく貢献・寄与するものです。
 5月27日(水)、山口大学吉田キャンパス大学会館において、記者説明会が開催され、冒頭、岡 正朗学長からこの取り組みの意義について挨拶があり、その後 玉田 耕治教授から研究内容についての説明がありました。
 国立大学が発明した技術を基に大学発ベンチャー企業同士が連携することで革新的な国産治療薬を開発することは非常に画期的な取り組みであり、将来この治療薬が難治性固形がんに苦しむ世界中の多くの患者さんを救うことが期待されます。

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山口大学 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム

 

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