教育力向上のためのアセスメント基準(教育力FDマップ)
概要
研究概要
本研究は、FD(ファカルティ・ディベロップメント)研究に関する知見を整理し、教員の教育力向上のための新たなアセスメント基準と教員が段階的に身につける教育力に関するFDマップの策定を目的とする。各大学等で様々なFDが実施されているが、教員が自己の能力を確認するための指標等はなく、受講するFDは教員の個人的な感覚により選択されることが多い。
そこで本研究では、大学教員が教育力を向上させるために参考となるモデルの構築を目指す。具体的には、教員が自らの教育力を客観的に把握するための指標の確立、FDの体系化(アセスメント基準の策定による教育力FDマップの構築)を行う。
※本研究は、科学研究費助成事業 (基盤C)「大学教員の教育力向上のためのアセスメント基準と教育力FDマップの策定」【23K02526】の成果である。
教育力FDマップ
- 教育力FDマップ(2025年8月Ver):PDF版 Excel版
- ※大学の状況等にあわせて、ご自由に加工して活用されて構いません。
※論文等で引用する際には、下記の論文を引用元としていただければ幸いです。
※FDマップのさらなる発展のため、活用(加工されての活用含む)をされた際には、
ぜひご感想やコメントをご連絡いただけますと幸いです。
maya.iwano【@】yamaguchi-u.ac.jp
参考
『大学・短大でFDに携わる人のためのFDマップと利用ガイドライン』(国立教育政策研究所FDer研究会,2009)や大学教員の教育職能開発及び大学におけるFDを支援するための『日本高等教育開発協会(JAED)プログラム認証基準』(日本高等教育開発協会,2024)を参考に枠組みを作成し、指標の具体的な内容は中島(2016)、関西地区FD連絡協議会(2020)等の授業設計、佐藤(2017)、関西地区FD連絡協議会(2019)等の講義法に関するものなどを参考としています。詳細な指標の内容の策定には、スティーブンス・レビ(2014)やウォルワード(2013)なども参考としています。
国立教育政策研究所FDer研究会 (2009).『大学・短大でFDに携わる人のためのFDマップと利用ガイドライン』
(https://www.nier.go.jp/koutou/projects/fder/fdmap_ver9.pdf)(2025年1月28日閲覧)
日本高等教育開発協会 (2024).『日本高等教育開発協会(JAED)プログラム認証基準』
(https://www.jaedweb.org/xxx1)( 2025年1月28日閲覧)
中島英博 (2016).『授業設計(シリーズ大学の教授法)』玉川大学出版部.
関西地区FD連絡協議会 (2020).『シリーズ“大学の授業を極める”「授業設計」』
(https://www.youtube.com/playlist?list=PLAFRgsg1OqlxMZXYwWAHV-W1rIXZCW9_8)(2025年1月28日閲覧)
佐藤浩章 (2017) .『講義法(シリーズ大学の教授法)』玉川大学出版部.
関西地区FD連絡協議会 (2019).『シリーズ“大学の授業を極める”「講義法」』
(https://www.youtube.com/playlist?list=PLAFRgsg1OqlyJSDbRPiMpX4TedW5GoGFd) (2025年1月28日閲覧))
Dannelle, D. Stevens., & Antonia, J, Levi. (2013). Introduction to Rubrics: An Assessment Tool to Save Grading Time, Convey Effective Feedback, and Promote Student Learning (Second Edition). Sterling: Stylus Publishing.
ダネル・スティーブンス, アントニア・レビ(佐藤浩章・井上敏憲・ 俣野秀典訳) (2014)『大学教員のためのルーブリック評価入門』玉川大学出版部.
Barbara, E. Walvoord. (2010). Assessment Clear and Simple A Practical Guide for Institutions, Departments, and General Education (Second Edition).
バーバラ・ウォルワード(山崎めぐみ, 安野舞子, 関田一彦訳) (2013)『大学教育アセスメント入門: 学習成果を評価するための実践ガイド』ナカニシヤ出版.
※シリーズ大学の教授法シリーズ(『1.授業設計』『2.講義法』『3.アクティブラーニング』『4.学習評価』『5.研究指導』『6.授業改善』)、高等教育シリーズ 162(『FDガイドブック: 大学教員の能力開発』)など多くの研究、書籍、動画を参考としている。
論文等
