看護学専攻
科学的な根拠に基づいた適切な判断と問題解決ができる能力、柔軟な思考力、国際的視野で社会情勢の変化や医療の発展に対応できる能力などを備えた看護識者を育成します。
ライフサイクルや生活場所に対応した、それぞれの看護学の専門分野や在宅看護学、公衆衛生看護学に加え、救急看護学、高度先進医療看護学、遺伝看護学、国際看護学など、1年生から次代に先駆けたカリキュラムを準備しています。
高度な専門知識・技術の習得と共に、豊かな感受性、創造性、向上心を養い、看護実践・教育・研究の場で活躍できる、資質の高い看護職の育成を目指しています。
| 卒業により得られる学位 | 学士(看護学) | |
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| 受験資格等 | 国家試験受験資格 | 看護師 |
| 保健師 | ||
| 助産師 ※令和8年度入学生より募集を停止。今後大学院博士前期課程への移行を検討中 |
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| 申請により 得られる免許 |
養護教諭二種免許状<修得必要単位有、保健師免許所有者(卒業後各自申請)> | |
| 第一種衛生管理者<保健師免許所有者(卒業後各自申請)> | ||
カリキュラムの特長
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POINT 01全員が看護師と保健師の国家試験受験資格を取得可能
看護学専攻の学生は、全員が看護師・保健師国家試験の受験資格を得ることができます。多くの大学では保健師コースについては選抜制ですが、山口大学では看護師養成と保健師養成の統合カリキュラムを採用しているため、両方の受験資格を得ることができまるのです。また、選抜制ではありますが、令和7年度入学生までは、助産師国家試験の受験資格を得ることも可能です。
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POINT 02地域に根差した「暮らしに寄り添う看護」を学ぶ
住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けるためには、医療・看護・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムが極めて重要とされています。看護学専攻では、2年次より在宅看護学関連科目の履修を開始します。基礎看護学実習Ⅰでは、介護保険施設や訪問看護ステーション、学校、産業看護など、さまざまな看護の場において参加型の見学から、これにより、地域包括ケアシステムの基本を学び始めます。講義と多様な現場での実習を繰り返すことで、卒業後に活躍する場の選択や将来像をイメージしやすくなります。
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POINT 03高度な医療と看護の高い専門性を学べる学修環境
敷地内にはドクターヘリを有する附属病院があり、専門性の高い教員や医療スタッフとともに高度先端医療と急性期看護を学べるカリキュラムが充実しています。また、大学院医学系研究科保健学専攻を持ち、教育研究者の道を目指したり、専門看護師の資格を取得したり、看護実践教育センターで卒後の学びを続ける環境も整っています。学生1人ひとりの「なりたい将来」や「好き」を大切にしながら、キャリアをサポートしています。