山口大学医学部 大学院医学系研究科・医学部

法医学(旧 法医学)

法医学(旧 法医学)

教授名 髙瀬 泉
講座メンバー 姫宮 彩子
医学科担当科目 医学入門1・2,生命倫理学,医学史,医学英語1・2,医療安全学,医療安全テュートリアル,臨床倫理テュートリアル,法医学,生命医科学テュートリアル,自己開発コース,修学論文テュートリアル,Open Science Club,SCEA/AMRA
居室 医学部本館5階
TEL 0836-22-2234
FAX 0836-22-2232
Email legal@yamaguchi-u.ac.jp

講座の紹介

 法医学講座では、年間120-180件の遺体の検案・解剖(法医鑑定学)において自然死から内因(疾病等)・事故・事件(他殺等)・自然災害等までさまざまな死に向き合っています。さらに、生体の鑑定(臨床法医学)において児童虐待や性犯罪による損傷および事件・事故の際のアルコールの薬物動態の検証を行って、現在、社会的に注目の集まっている問題にも貢献しています。遺体鑑定では組織学的検査(法医病理学)や薬毒物分析(法医中毒学)等もふまえ、また、生体鑑定では直接の診察や写真・CT・MRI等の画像を基に、医学的根拠に基づいた中立公正な鑑定および再発防止策等の提言に努めています。
 研究では、ストレスの指標としての胸腺の退縮に着目してその機序を解明しつつ児童虐待の早期発見への貢献を、また、異所性胸腺の病理組織学的検討を行って乳幼児の突然死の原因検索を、それぞれ目指しています。
 自己開発コースでは、学生の希望に応じて、過去の解剖例の疫学的検討(側溝内死亡、同居者がいる高度腐敗発見事例、溺死等)、虐待による乳幼児頭部外傷の裁判を視野に入れた文献・判例検討、ヤングケアラー・若者ケアラーの実態調査、刑務所等出所後再犯に至らなかった方々へのインタビュー調査等を行ってきました。中には、学会で発表したり第一著者として論文発表に至ったりした学生もいます。
 社会医学分野として社会へ発信・還元できる研究テーマの設定に努めています。

【主要な研究テーマ】
・ストレスの指標としての胸腺の退縮に着目した児童虐待の早期発見への応用
・AI等の最新技術の法医学鑑定への適用による(法)医学的根拠の追求

【応用分野】
・主に山口県内の異状死体の死因究明、法医学的見識の提供
・全国の児童虐待、性犯罪被害者の生体の損傷鑑定・裁判出廷
・医療・警察・法曹等への研修の提供と地域住民への法医学的知識の普及

法医解剖風景 性暴力救援センター(大阪)
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