眼科学
眼科学

| 教授名 | 木村 和博 |
| 講座メンバー | 木村 和博,山田 直之,平野 晋司,湧田 真紀子,内 翔平,太田 真実,東島 史明,吉本 拓矢,芳川 里奈,砂田 潤希,芦森 温茂 |
| 医学科担当科目 | 眼・視覚病態系,自己開発コース,修学論文テュートリアル,AMRA,臨床実習 |
| 大学院担当科目 | 眼科学特論Ⅰ,眼科学特論Ⅱ |
| 附属病院診療科 | 眼科 |
| 居室 | 臨床研究棟7階 |
| TEL | 0836-22-2278 |
| FAX | 0836-22-2334 |
| adminoph@yamaguchi-u.ac.jp |
講座の紹介
眼科学分野は眼球及びその付属器の生理学・病態学を担当し,視機能を障害する多くの疾患の治療を行っています。基礎研究から臨床応用まで幅広い研究活動を展開しており,以下に主な研究テーマを紹介します。
【増殖性網膜硝子体疾患の分子機序解明と新規治療薬開発】
増殖糖尿病網膜症や増殖硝子体網膜症における線維増殖変化の分子機序を解明し,複数の候補化合物を同定しました。現在,フランスの大手製薬会社との国際共同研究により,新規治療薬の実用化を目指した開発を進めています。
【メカノストレスと網膜病態の解明】
ドルーゼン蓄積による網膜色素上皮細胞へのメカノストレスが,加齢黄斑変性における病的血管新生を促進することを明らかにしました。この成果を基に,近視進行や網膜発生過程への影響について多角的に研究を展開しています。
【網膜色素上皮細胞の上皮間葉転換と網膜下線維化の制御】
独自の実験モデルを用いて線維化の分子制御機構を解明,特定の受容体作動薬が線維化関連因子の発現を抑制することを見出しました。国内外で特許を取得し,製薬企業との共同研究により新規治療薬の開発を推進しています。
【加齢黄斑変性などの黄斑疾患に対する治療レジメンの最適化】
新生血管型加齢黄斑変性に対する抗VEGF療法において,疾患活動性と再発パターンを考慮した独自の投与レジメンを考案しました。再発リスクの低い症例では投与回数を大幅に削減しながら良好な視力維持が可能であることを示しており,網膜静脈閉塞症など他の疾患への応用を検討しています。
【スマートコンタクトレンズの開発】
早稲田大学との産学共同研究により,眼圧の連続測定・涙液中バイオマーカーのモニタリング・網膜電図記録を可能にする次世代型スマートコンタクトレンズの開発に取り組んでいます。
【角膜疾患の診断・治療技術の革新】
二十年以上にわたって蓄積した豊富な角膜疾患データベースを活用し,感染性角膜炎カレンダーや3ステップ診断表を開発・臨床応用しています。また,角膜混濁を伴う難症例に対する白内障手術や硝子体手術の新たな手術手技の確立にも取り組んでいます。


