細胞検査士コース
令和7年4月25日作成
細胞検査士の業務内容
がんの診断方法は様々ありますが、患者さんから採取した細胞を顕微鏡で観察し、がん細胞の有無や程度を判断する検査を細胞診といい、細胞診を行う「がん診断のスペシャリスト」を細胞検査士といいます。あらゆる臓器の細胞が細胞診の対象となります。多くの方ががんに罹る現代において、細胞検査士は、がんの早期発見と正確な診断に欠くことのできない重要な役割を果たしています。

細胞検査士を目指す皆様へ
山口大学では、平成13年から細胞検査士を養成する細胞検査士養成課程を設置しており、4年次に細胞検査士資格認定試験の受験が可能です。細胞検査士資格認定試験に合格するためには、全科的な幅広い知識が要求されますが、山口大学では、1年次から段階的に知識と技術を積み上げながら学習していく4年間の一貫教育を行っており、資格取得はもとより、就職後も即戦力として医療の最前線で活躍できる細胞検査士を育成しています。
細胞検査士資格認定試験は非常に難しい試験ですが、在学中はもちろん、卒業後のfollow upもしていますので、皆さん、一緒に頑張りましょう!
細胞検査士養成課程の教育カリキュラム
| 前期 | 後期 | |
|---|---|---|
| 1年次 | 婦人科1 | 呼吸器 |
| 2年次 | 泌尿器 | 婦人科2・乳腺 |
| 3年次 | 消化器・体腔液 | 甲状腺・その他 |
| 4年次 | 試験対策 | 細胞検査士資格認定試験※ |
細胞検査士資格認定試験の試験科目※
| 一次試験 | 筆記試験 | スライド試験 |
|---|---|---|
| 二次試験 | スクリーニング試験 | 同定試験 |
| 技術試験 | 面接 |
※一次試験合格者のみ二次試験受験が可能
認定方法
細胞検査士養成課程では、1~3年次の間に全領域の講義・実習を行っており、希望者は誰でも受講できます。
そして、3年次末にそれまでの到達度をみるために、学内試験を行い、4年次で細胞検査士資格認定試験の受験資格を与えるか否かを審査します。定員はありません。学内試験合格者は、4年次に細胞検査士資格認定試験対策を行い、細胞検査士資格認定試験に臨みます。
万が一、学内試験に合格できなかった場合も、1~3年次までに、細胞診に関する基礎を学習していますので、卒業してから資格を取得することも可能です。山口大学では、卒業後も希望者には細胞診コース室を開放しており、実際に、学生時代に学習した知識と技術をもとに、就職してから資格を取得する卒業生もたくさんいます。
| 年度 | H16~H29 | H30 | R01 | R02 | R03 | R05 | R06 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 養成課程修了者数 | 89 | 10 | 8 | 8 | 9 | 9 | 5 |
| 二次試験合格者数 | 55 | 3 | 2 | 3 | 4 | 5 | 2 |
細胞検査士資格認定試験合格率(過去5年間)
| 受験年 | 一次試験 | 二次試験 | 総合 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
| R06 | 5 | 4 | 80.0 | 4 | 2 | 50.0 | 5 | 2 | 40.0 |
| R05 | 9 | 9 | 100.0 | 9 | 5 | 55.6 | 9 | 5 | 55.6 |
| R03 | 9 | 7 | 77.8 | 7 | 4 | 57.1 | 9 | 4 | 44.4 |
| R02 | 8 | 8 | 100.0 | 8 | 3 | 37.5 | 8 | 3 | 37.5 |
| R01 | 8 | 6 | 75.0 | 6 | 2 | 33.3 | 8 | 2 | 25.0 |