医師紹介

坂井 孝司 教授
小西 尚則
主な診療内容
リハビリテーション部は医師3名、理学療法士23名、作業療法士10名、言語聴覚士4名、看護師1名、クラーク1名で構成され、医師の処方に基づき理学療法、作業療法、言語聴覚療法を行っています。リハビリテーション室はB棟3階にあり、十分な面積の室内には各種物理療法機器、水治療法室、ADL室、心臓リハビリテーション室、小児リハビリテーション室、BIODEXといった筋力評価装置等を備え、各種の多角的アプローチが可能です。大学病院という特性上、対象疾患も多岐にわたっており、脳血管疾患や難病、運動器疾患に加え、近年では心疾患、呼吸器疾患などの内部障害やがん患者のリハビリテーションも増加しており、心臓リハビリテーションや呼吸リハビリテーション、がんのリハビリテーションにも力を入れています。また、先進高度救命救急センターや集中治療室へのセラピスト配置も行っており、早期離床に向けたリハビリテーションも展開しております。発症早期や術直後などで早期リハビリテーションが必要な患者さんに関しては、担当医の申し込みに応じて病棟でのベッドサイドリハビリテーションから開始し、病状に応じて設備の整ったリハビリテーション室でのリハビリテーションへと順次切り替えていきます。当院の高次機能病院としての特性とセラピストの人的制限のため、リハビリテーションは入院患者さんが中心であり、退院後は近隣の病院にて回復期・維持期のリハビリテーションの継続をお願いすることになります。
また、各診療科の患者さんの問題点に対して、担当セラピストが各診療科のカンファレンスに参加し、医師・看護師・薬剤師・栄養士・患者支援センタースタッフ等とカンファレンスを行い、個々の患者さんのリハビリテーション上の問題点を検討し、リハビリテーションの目標や方針の統一化を図っています。
診療実績(令和6年度)
理学療法
患者数 | 45,626 | |
---|---|---|
療法件数 | 運動療法 | 43,340 |
日常動作訓練 | 10,284 | |
義肢装具装着訓練 | 1 | |
電気温熱寒冷光線療法 | 161 | |
水治療法 | 0 | |
その他 | 147 | |
計 | 53,933 |
作業療法
患者数 | 17,402 | |
---|---|---|
療法件数 | 機能的作業療法 | 14,880 |
日常動作訓練 | 6,864 | |
心理的作業療法 | 127 | |
職業前作業療法 | 4 | |
その他 | 99 | |
計 | 21,974 |
言語聴覚療法
患者数 | 7,214 | |
---|---|---|
療法件数 | 摂食・嚥下障害訓練 | 6,039 |
失語症、高次脳機能障害 | 45 | |
構音障害訓練 | 135 | |
音声障害訓練 | 9 | |
検査・評価 | 3,662 | |
計 | 9,890 |

リハビリテーション室

筋力増強練習

持久力改善練習

日常生活動作練習①

日常生活動作練習②