医師紹介

井岡 達也 診療教授
松井 洋人 助教
主な業務
山口大学医学部附属病院は山口県がん診療連携拠点病院および宇部・小野田地区の地域がん診療拠点病院に指定されており、山口県全体のがん治療の中心的役割を担っています。本センターはその任務を果たすべく平成18年に設立され、外来腫瘍治療部門及び院内がん登録室を統括し、最先端のがん治療を提供することを目的としています。
1.外来腫瘍治療部門
外来化学療法室で抗癌剤、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害剤をもちいた薬物療法を実施しています。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医(腫瘍内科医)とがん化学療法認定看護師をはじめ複数名の看護師が常駐しており、患者さんが安心して快適な外来化学療法が受けられるよう、医師、看護師や薬剤師が協力してきめ細かなサービスを提供しています。2024年10月から、外来化学療法室は14床から25床へ大幅に拡大して、患者さんをできるだけお待たせせずに治療が開始できるようになっただけではなく、部屋の面積の大幅な拡大により、患者さんのプライバシーに配慮しつつ、ベッド間の距離を適切に保つことにより、新型コロナ感染症などの感染予防にも寄与していると考えています。
またレジメン審査委員会では山口県の患者さんが、標準治療を中心に最新の化学療法をいち早く安全に受けられるように様々な職種のスタッフによって確認し、適正な化学療法のみが当院で実施されるようがん治療の質の向上に努めています。
免疫チェックポイント阻害薬の登場により、飛躍的にがん治療の成績は改善してきていますが、一方で、免疫関連有害事象(irAE)または免疫会介在性有害事象(imAE)といった頻度は稀ですが、時に重症化する有害事象(副作用)の存在が知られるようになってきました。irAEマネジメントチームでは、院内多診療科および多職種でirAEに関する情報を共有し、院内外のirAEを合併した患者さんについて、迅速かつ適正に対処するように努めています。
2.院内がん登録室
院内がん登録室では、当院でがん診療をされた患者さんの情報を登録しています。患者さんが当院を受診された経緯や、がんの診断・治療・予後に関する情報を、国立がん研究センターから認定を受けたがん登録実務者が登録を行う事で、より正確ながん診療に関する情報の蓄積と活用が行われています。登録された情報は、国立がん研究センターに提供し、「がん診療連携拠点病院等 院内がん登録全国集計」により、国のがん医療対策を検討する資料や、当院におけるがん診療状況の把握に使用されています。
診療実績(令和7年度)
| 外来化学療法室の利用者数(延べ人数) | 5,803人 |
|---|---|
| 院内がん登録患者数(2023年1月~12月診断症例) | 2,499件 |
| がん相談支援センターの利用者数 | 573人 |
関連組織図


























